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ストーリー
 日本映画史上空前の超大作。黒澤映画の金字塔。野武士が野盗化していた戦国時代を舞台に、貧しい百姓たちが侍を雇い、全力をあげて野武士の群から村を守ろうとする姿を描く。
キャスト

島田勘兵衛:志村喬 菊千代:三船敏郎 久蔵:宮口精二 岡本勝四郎:木村功
片山五郎兵衛:稲葉義男 七郎次:加東大介 林田平八:千秋實

今日は時間があったので207分もある黒澤明監督の超大作『七人の侍』を見ました。
1954年の作品なのでモノクロ画面と籠った音声に慣れるまでは大変でしたが、慣れてしまえば差ほど気にならずに見られました。そういえば映画でもあまりに長いと途中に休憩なんて入るんですね。突然画面に「休憩」とか出てくるから何かと思った。舞台みたいだな。

実は公開50周年記念として2004年にリメイクされたパロディーアニメSAMRAI7を先に見ていたので話は知っていたんですが、やっぱり元の方が面白いですね。というか話の流れは同じなんですが、それぞれに違う面白さがあるので比べるのはおかしいかな。しかし先にこっちを見ていたらもっと楽しめたんだろうなと思うと本当に惜しいことをした…

七郎次と五郎兵衛と平八の背格好が似ていたので初めは見分け辛くて苦労しましたが(笑)それぞれが個性的で魅力的なので、もっとこの七人の侍たちのいろいろな表情を見ていたかった。そう思わせる面白さ、3時間半もあったとは思えないほど飽きの来ない作品でした。

特に久蔵のカッコ良さと言ったら。見終わった後演じてた俳優さんを検索してしまったほどです。常に冷静沈着、無言実行。凄腕の持ち主であり、無駄のない俊敏な動きで敵を仕留める。敵陣に一人乗り込み手柄を立てて来るも、誰にも自慢することなく平然と振る舞う。更にそっと人を気遣う事の出来る優しい心も持っている。勝四郎が憧れるのも頷けます。これで侍役が初めてだなんて驚き。宮口さんの演技力、黒澤明監督の演出力、目利きの才には感服です。
亡くなった場面はあまりに唐突であっという間だったので大変ショックでしたが、種子島に撃たれ、最後の力で刀を振りかざしそのまま倒れて絶命したその姿は非常に久蔵らしい最後でした。戦国時代に一人だけ江戸時代の格好をしていたというのも、如何にも“侍”と言ったイメージで非常に良かったです。

ただ、長かったため途中邪魔が入ったりなど落ち着いて見られなかったのが残念。
今度また時間のある時にでも、ちゃんと見たいと思ってます。
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THE GREAT VACATION Vol.2
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