DVDの寿命

最近めっきりPCをやらなくなったなぁ。絵を描く以外にすることないのかって感じですが、どうやら本気でないらしい。ブログなら携帯からでも出来るし、わざわざ起動させてまで調べたいことってそれ程ないしね。オークションは一時チェックしまくってましたが、欲しいものは大概買ってしまったので今は見る必要もなし。でも意外とこれくらいが普通の人（＝非ヲタ）のPC使用頻度なのかも？これなら携帯のPCビュアーで十分だな。

そうそう、先日『白い巨塔』のDVD-BOXを購入したと書きましたが、その後、欲しかった『逃亡者』とずっと気になっていた『新選組！』のDVD-BOXも無事入手致しました。特にやることもない為部屋の整理に没頭するのが最近の休日の過ごし方になりつつあるのですが、お陰で申し分ない収納スペースを確保することが出来、BOX5つが悠々収まっている様子は見ていて非常に清々しいです。
邪魔なものを売ってしまえばまだスペースは十分に確保可能なので、これを機に欲しいDVDは買ってしまおうかなと思ってます。とりあえず救命病棟24時第2シリーズ。あとはアナザヘヴンとウォーカーズ。FF7ACもディスクを紛失してしまったので買わなければ。

「何故わざわざ市販DVDなんて買おうとするのか」と言う声が聞こえてきそうですが、実はDVDメディアの寿命って意外と短いんですよ。国産で10年~20年、海外産は数か月～数年。ところが実際は国産でも数年で再生不能になるケースも。DVDメディアは非常にデリケートな性質の為、保管環境によって寿命はかなり違ってくるようです。
ちなみに自分とこは不繊布ケースに入れ木製棚（蓋つき）に保管。結果、4~6年前の海外産4割、国産（TDK）一部あぼーん。考えられる原因は湿気なんだけど湿気取り入れると乾燥しすぎで逆効果になる恐れがある為、なかなかどうしたものかと頭を悩ませております。
DVD-Rに焼くのなら-RAMか-RWの方が丈夫で良いとも聞くけど、デッキとの相性によっては再生出来ないこともあるらしいし、実はあまり良くないという話も。外付けHDDにバックアップ取っておくのが一番と聞くのだけど、機械に疎い私には何が何やら。

そこで気になるのが市販DVDの寿命なんですが、こちらは何と30年~100年程持つと言われています。「とか言って実は録画用DVDメディアみたいに寿命短いんじゃね？」と思ったんですが、どうやらこれは本当らしい。
というのも、市販DVDと録画用DVDメディアではそもそも作りが異なるんだそうです。

【市販DVD】
プレスで出来たくぼみに樹脂を流し込んで表面コーティング
【録画用DVD】
レーザーにより有機色素層と基板を変化

つまり、物理的外傷及び湿気によるアルミ層の腐食により寿命の縮まる市販DVDと違い、録画用DVDは物理的外傷、湿気による腐食に加え、紫外線、温度変化により簡単に性質変化してしまう＝再生不能になり易いということ。
結論：一時保存で良いのなら録画用DVDメディア、長期保存しておきたいのなら市販DVD
（但し、定期的にコピーを行える人、バックアップを取れる人を除く）

と、以上の理由からDVD化されている作品を買い集めている訳です。金額よりもビジュアル面と安心感、安定感を重視する自分には市販の方が合ってるみたいだ。
まぁアホのように諭吉が飛んでいきますが、背に腹は変えられん。